言葉国の公用語としてシンハリ語、タミール語、英語がある。ニュースも同じ内容を時間を変えて違う言語で放送していた。 ホストファミリーは英語も喋れたが、シンハリ人の家庭だったので、メインはシンハリ語。 上流階級の家庭は、みな英語を話す。 当然の事ながら、日本語ーシンハリ語辞書なんて無かった。 当時は英語も話せなかったが、どうにかサバイバル出来るものである。 若いという事はすごいことだ。 帰国するころには、シンハリ語を結構喋れるようになっていた。 しかし、帰国後その力をキープすることが出来ずに、すっかり忘れてしまった。 当然と言えば当然。 シンハリ語を話す機会なんて無いのだから。 ポルトガルに来て、驚いた事があった。 いくつかのポル語の単語がシンハリ語と同じではないか。 例えば、靴、絵画、人形など。 それもそのはず、スリランカは、16世紀頃ポルトガル人に支配を受けていたのだった。 ポルトガルからいろいろなものがもたらされ、その単語をそのまま使い始めたのだろう。 さらに、スリランカ人の名字にもポルトガルの影響があらわれている。 例えば、de SilvaさんやPereraさん(ポルトガルではPereira)はスリランカによくある名前で、ポルトガルでもよく見かける名前だ。 お父さんはウインストンという名前でイギリスの血を引くと自慢していたが、名字はPereraといい、実は起源はポルトガル人に違いない。 だってイギリスは、ポルトガルより後にやってきたのだから。。。 ジャンル別一覧
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